赤外線サーモグラフィとは

代表の福多でございます。

先月、外壁崩落事故が発生した「札幌市・宮の沢ハイツ」では、マンションの所有者が建築基準法で義務づけられている検査と定期報告を、少なくとも19年間にわたり怠っていたことが明らかになりました。

 

上記の事件の影響もあり、「赤外線サーモグラフィ診断」の仕組みについて、ご質問を多数いただいておりますので、弊社がマンション外壁やソーラーパネルの検査に使用している「赤外線サーモグラフィ」の性質について解説いたします。

 

※引用元:非営利・一般法人 遠赤外線協会

 

まず、「赤外線」とは電磁波の波長の名称です。

上図のとおり、人の目で見えるものを「可視光線」と言い、その隣り合わせに「赤外線」や「紫外線」があります。

「レントゲン」などでお馴染みの「X線」も電磁波の一種です。

ちなみに、紫外線の英名は「ウルトラバイオレット」で、聞くだけで日焼けしそうです。

 

そして、絶対零度(-273℃)より温度が高いあらゆるものは赤外線を発しています。

この文章を書いている私も、読まれいているあなたも、打ち込んでいるPCも赤外線を発しています。

 

「赤外線」には下記の性質があります。

①温度が高い 短い波長の赤外線を多く(強く)発します。

②温度が低い  長い波長の赤外線を少なく(小さく)発します。

下の写真では、右奥のおしぼりの温度が高いため赤外線を強く発し、中央のグラスは温度が低いため、赤外線の放出が小さいです。


※冷水が入ったグラスとおしぼり

 

弊社では、赤外線の上記の性質を利用し、専用のサーモカメラでマンション外壁や太陽光パネルから放射される赤外線エネルギーを読み取り、温度の高低を画像で表示することで、異常個所の有無や原因を診断しております。

 

※中央の白い点に異常の可能性があるソーラーパネル

 

 次回は、検査と修繕が急がれているマンション外壁の赤外線サーモグラフィ検査についてご解説いたします(打診検査と赤外線検査の違いなど)

 

 

※参考動画:FLIR - 赤外線基礎知識

 

※弊社 赤外線サーモカメラ搭載ドローン による太陽光パネル検査

弊社では、赤外線サーモカメラ搭載ドローンを用いて「低コスト・安全・短時間」に、マンション外壁の検査、ソーラーパネル検査、空撮、特殊建築物の定期検査などを実施しております。検査足場費用の高騰や、人手不足でお悩みの方は、お気軽に下のお問い合わせよりご連絡ください。

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2017年04月11日